WC1(旧ESXi、e1000e、SSD有)WC1 no SSD(旧ESXi、e1000e、SSD無)WC2(新ESXi、e1000e、SSD有)WC2 no SSD(新ESXi、e1000e、SSD無)WC3(旧ESXi、VMXNET3、SSD有)WC3 no SSD(旧ESXi、VMXNET3、SSD無)WC4(新ESXi、VMXNET3、SSD有)WC4 no SSD(新ESXi、VMXNET3、SSD無)比較まとめ

長いタイトルだ。整理すると下記になる。今回は一気に比較する。

ホスト名 旧ESXi 新ESXi SSDホストキャッシュ NIC
wc1   e1000e
wc1no SSD   e1000e
wc2   e1000e
wc2 no SSD   e1000e
wc3   VMXNET3
wc3 no SSD   VMXNET3
wc4   VMXNET3
wc4 no SSD   VMXNET3

 

Windowsエクスペリエンスインデックス

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プロセッサとハードディスクに違いは出たけど、あとは大きな違いは出ず。おおまかな指標という評判通りの数値が出ている。

Super Pi

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仮想コア1個のため、CPUの性能が素直に出ている。


iometer(3回計測して最も良いものを採用)

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WC2とWC4(両方SSD有り)と思ったが、WC2SSD有りと、WC4SSD無しがトップ。計測にばらつきが出た。

CrystalDiskMark

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左から1000MB、2000MB 、4000MBの性能結果。旧ESXi(SATA2)はSSDにしても効果はあまり反映されず、新ESXi(SATA3)はSSDで大きな効果が出ていた。ただ、新PCはSSD有無で違いがあまり見られなかった。

CrystalMark。バージョンは2004R3(0.9.126.452)

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PC Watchで利用していたため、評価用に導入してみたが、CPU、メモリの素直な値が出た。HDDについては旧ESXiと新ESXIの性能差が素直に出た。GPU関連の数値に関しては、今後重要になってくると思われる。

iperf

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e1000e(WC1、WC2)とVXNET3(WC3、WC4)で大きな違いが出るかと思ったが、確かに差は出たが大きな差ではなかった。これはESXiホストのCPU使用率を見たほうが良いかもしれない(準仮想化のVMXNET3の方がホストへのCPU負荷が低いと言われている)。今度の課題としておく。

3DMark7

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WC1(SSD無)WC2(SSD有)が良すぎるがDQXのベンチマークの時にキャラクタが表示されなかったので、一部の3Dベンチマークが表示されず、結果として高い数値が出たと推測される。

Peacekeeper

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ブラウザベースのベンチマークだが、新旧のESXiの性能差が素直に出た。ブラウザなのでHDDやNICはあまり関係ないようだ。

ドラクエX

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前述したが、WC2はDQXのキャラクタが表示されずベンチマークが走ったため、結果として高い数値が出ているが、WC4はキャラクタが正常に表示されていたため、こちらが正と考えたほうが良いようだ。

FF11(高解像度)

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こちらもWC2では一部キャラクタが表示されなかったと思われる。ただDQXと違い、見た目では気づかなかった。

 

新旧ESXiの比較はこれで一区切り。次はNVIDIA VGXであるGRID K1のvSGAを検証してみたいと思う。比較対象は新ESXiのSSD有りとvSGAを比べてみたい。