新ESXiサーバのベンチマーク結果 1コア、2GBメモリ、ソフトウェア3DGPU(512MB)、e1000e、SSDホストキャッシュ無し
次はSSDキャッシュを無くした新ESXi(Core i7 3930K 3.2GHz)のWC2です。WCと同じく、SSDホストキャッシュを50GBに設定していましたが、今回削除しています。また、ストレージキャッシュであるView Storage AcceleratorをOFFにしています。
エクスペリエンスインデックス
SSDキャッシュをOFFにしていますが、CPUが何故か0.1下がり、プライマリハードディスクが前回の結果(6.1)より上がっています。
Super Piを実行してみます。
3355万桁の実行に10分54秒。前回より35秒遅くなっていて、旧ESXiとは逆の結果になっています。
iometer。
Totalは390.81IOPS。SSDホストキャッシュ有りより16.64低下しています。
続いてCrystalDiskMark。1000MBの結果です。
2000MBの結果。
4000MBの結果。
旧ESXiの比較より、性能差が小さいです。一部はSSD有りのほうが性能が良い馬あります。
次はCrystalMark。バージョンは2004R3(0.9.126.452)これは急遽ベンチマーク結果に入れることになったため、3/23に計測しています。
続いてiperf。バージョンは 2.0.5-3 win32。対向はVPN1からNTP1に変更。
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 3] 0.0-10.0 sec 901 MBytes 756 Mbits/sec
※1/25の結果から、3/19の結果に更新しました。
WC1のネットワークカードはe1000eです。
続いて3DMark7。
スコアは2361です。SSDホストキャッシュ有りより3向上していますが、誤差の範囲と思われます。
続いてPeacekeeper。WebブラウザはIE11です。
スコアは2233。前回より26低下していますが、誤差の範囲と思われます。
続いてドラクエX。Ver1.10。
スコアは2018。約2倍向上しています。
最後にFF11。高解像度で3026。SSDホストキャッシュ有りより105低下しています。この点はDQXとは逆の結果が出ました。
super pi
旧ESXiと同様に、SSDホストキャッシュ無しのほうが性能が上でしたが、大きな差は出ませんでした。
iometer
旧ESXiと同じ傾向。
iperf
iperfも旧ESXiと同じ傾向。
PCMark7
Peacekeeper
FFXI Benchmark
FF11ベンチマークのみ、旧ESXiと逆の傾向を示しました。SSD有りのほうが性能が上です。
DQXベンチマーク
結果から推測できることは、SSDホストキャッシュとView Storage Acceleratorを利用した場合、ホストOSのリソースを消費しますが、ホストの性能が上の場合、それほど大きな差にはならない、と考えることができそうです。集積率が低いESXiの場合、SSDキャッシュ、View Storage AcceleratorはOFFが良いようです。